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「マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」って?

今年3月にパリで初開催された、
パン職人の国際コンクール。
世界17カ国24人のパン職人が出場したうち、
日本人はただひとり。
「ドンク」西川正見シェフです。
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第1回目の今回、西川シェフは3位という好成績。
世界トップクラスの職人として、技術力を認められたのです。
「マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」って?_c0194011_13302841.jpg


過日、大会時に作ったものと同じパンを、
シェフの解説とともにいただく機会に恵まれました。
食べごろを見計らい焼き上げた、計8種類。
「マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」って?_c0194011_13312943.jpg


伝統的な製法で作ったバゲットの、皮が薄いのにびっくり。
なのに、皮の味がしっかりして、
何でこんなにパリっとしてるんだろう。
玄米入りのカンパーニュは、おせんべいのような香りの皮。
どれもこれも、皮好きにはうれしいです。
「マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」って?_c0194011_1331683.jpg


クープの立ち上がり、焼き色に
じ………っと、見入ってしまいます。
美しい! 
パンに色気を感じるのは変でしょうか。


パンの大会で有名な
「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジェリー」
があります。
こちらはパンのワールドカップと言われ、
国を代表するシェフ3人でチームを組み、
チーム制で対抗します。

対して、「マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」は、個人戦。
一人で、8時間内に300個のパンを焼かなければなりません。
7つの課題に加え、前日にテーマを教えられて即興で作るものも。

実際の苦労やストレスは相当なものだったそうです。
大会直前まで、どんな粉か、水かもわからない、
さらにオーブンもどれにあたるかわからないとか。
まさに現場力。

その結果、勝ち取った3位。
パンもパティスリーの分野もコンテストの上位には日の丸。
日本のシェフはすごいです。

※クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジェリー
次回は2012年→http://www.b-apple.co.jp/cdm/index.html
「マスター・ド・ラ・ブーランジェリー」って?_c0194011_13372096.jpg

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by patis-report | 2010-05-17 13:37 | 今日のできごと

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